安心安全はもちろん。鳥居農園では、食べた人をにっこり笑顔にする美味しくて健康的な果実(フルーツ)づくりを目指しています

鳥居農園はこんなところです

こんにちは。鳥居ちゃんです。
ちょっとだけ鳥居農園の紹介をさせてください!

鳥居農園は、神奈川県小田原市の相模湾と富士山を望む、風光明媚な曽我山のふもとにあります。
ここはなんでも育つというぐらい気候が温暖で、農業をするには適した場所なんですよ。
前方には大島伊豆半島、横を見れば富士山が見えるバツグンのロケーションです!

キウイ畑のある山は特に面白くて、畑の横ではタケノコやフキ、アケビや自然薯など、毎年季節になると自生しているので、それを食べるのが楽しみでね。
自然の恵みと共に生きている感じ。
こんな場所で仕事ができるというのは幸せなだなといつも思っています。
機会があったら遊びにきてください!

実は僕は高校生の頃、農業がいやで競輪選手になりたかったのですが、当時みかんが低迷していて親父が苦しんでいるのを見てやる気になったんです。
ちょっと気恥しいけど自分が支えていくんだって思ったんですよね。
今は父が開拓してくれた農地があることに感謝しています。
今年で農業人生は35年になりました。

四季の栽培品目

鳥居農園で栽培しているものは、プラム、キウイ、梅、この3つ。
プラムにも色んな品種があって、ウチの畑では、大石早生、ソルダム、貴陽、太陽など、梅は梅酒や梅シロップ用の青梅として梅郷、南高梅などの品種、梅干し用に十郎梅、南高梅を育てています。

鳥居農園のこだわり
私たちが大切にしていること

健康的で美味しい果実を作り、食べた人を幸せにすること。
これが私の根底にある思いです。
農薬を極力使わず、畑にいる様々な生き物と自然に生育している植物を大切にしながら、有機100%オリジナルの肥料を使い、土づくりをしています。
キウイ畑はかれこれ20年いっさい農薬を使わずに土づくりを行い、有機認証を取得しています。

ただ、僕は有機だからといって美味しくないものでは意味がないと思っていて、美味しいものを作ってみなさんに喜んでもらうことが自分の仕事だと思っています。
ゆえに、味を左右する剪定や摘果は勝負どころ。腕に自信はあるけど気持ちを引き締めて毎回真剣に手入れをしています。
肥料を沢山与えて人工的に大きくしている人もいますが、鳥居農園では、果実の状態を見極め、本当に必要な肥料の量だけを与え、生き生きと健康な実になるようにしています。果実もメタボではよろしくないということですね。1つ1つの実に土から吸い上げた栄養が十分に行きわたるように、摘果という作業で木全体の実の量を最適に調整し、美味しくて実り良い果実を作り上げています。

果実は昔から地球上に存在していたものだけど、生えている自然のままではやはり美味しくはないもので、人間の手を加えるからこそ美味しく育ってくれるのです。
だから手抜きをすれば美味しくないものができますし、愛情を込めて育てれば美味しくなるのです。結果はちゃんと現れるんですよね。
年に1回の収穫ということを考えると、自分が一生のうちに収穫できる回数は限られています。
来年、再来年、そして次の年も、もっと美味しい果実を育てられるよう、そして食べた人に喜んでもらえるよう、一瞬一瞬の真剣勝負を大切にしていきたいと思います。

剪定とは

風通しを良くしたり日当たりを確保するために、むだな枝を取り除いて開花、結実を促すことをいいます。

摘果とは

1つづつの果実により多くの栄養がいき 届くように、まだ実が小さな時期に余分な実を取り除くことをいいます。